農地の一角に、手入れがされず草はらになった田があります。花を咲かせたり、花が終わり実をつけた草などが生い茂っています。植物学者の牧野富太郎氏は「すべての植物にはそれぞれの名前があり、雑草という言葉は人間の傲慢さを反映している」とたしなめられたそうですが、私にはその大切な名前が、勉強不足で分かりません。足下からはチロチロチロと秋の虫も鳴いています。ノビタキの数も増え動きが活発になってきました。
のびのびと~ノビタキ
稲刈りの準備が始まっていました。その傍らでのんきにカメラを構えることに申し訳なさを感じながら撮りました。美味しいお米を作っていただく農家さんに感謝です。ノビタキも餌になるバッタなどが沢山捕れる田んぼが好きで、草にとまっては獲物を狙います。
「小さい秋」見ぃつけた!~エゾビタキ
毎年のこの時季、公園にやって来るエゾビタキ。今年もくぬぎやかしの木が茂る林を飛び回る姿がありました。「そろそろ来ている頃」と期待して出かけた公園での、「小さい秋」との出会いでした。
歩道の桜の木の枝にとまりました
地上や枝にいる虫を探しています。見つけると飛び下りて捕まえます
コサメビタキやサメビタキとよく似ていますが、エゾビタキは胸の縦斑がはっきりしています